AIプログラミング 2017 10 22

書名 しんせつなPython
著者 とおやま ただし  とおやま つよし  秀和システム

 今、話題のAI(人工知能)のプログラミング言語としては、
「Python」がよいのではないかと言われています。
 プログラミング言語としては、多数ありますが、
Pythonは、比較的、新しい言語であり、
日本では、それほど有名ではありませんが、
アメリカを中心として海外では人気がある言語と言われています。
 最近は、入門者向けに、
マウスを使って図形のようなものを組み合わせて、
プログラミングを学ぶスタイルがありますが、
マウス操作に専念してしまい、
プログラミングの思考体系を身につけるのは難しいと、
著者は指摘します。
 ただし、プログラミング言語を使ったプログラミングの実習をする前に、
まず、プログラミング環境の構築に手間がかかります。
 もちろん、パソコンが好きな人には、
そういう手間は、たいしたことがないでしょうが、
プログラミングを始める前につまずかないように、
著者は、インターネットエクスプローラーなどのWebブラウザで、
手っ取り早く実行環境を作ることを薦めています。
 多くの人にとって、Webブラウザは、
インターネットを見るときに、いつも使っているので、
なじみがある環境でスタートできます。
 Webブラウザが使えるということは、
スマートフォンやタブレットでも、Pythonの学習ができると著者は言います。
まさかスマートフォンでプログラミング学習とは驚きです。
 この本は、初心者向けの本となっています。
あるいは、教養としてプログラミングを知っておきたいという人に向いていると思います。
 また、この本は、「Python2系」の本です。
現在、Pythonは、バージョンが「2系」と「3系」に分岐しています。
 現在は、初心者だが、
将来は、本格的にプログラミングを習得したいという人には、
以下の本がよいでしょう。
この本は、「Python3系」の本となっています。

書名 いちばんやさしいPython入門教室
著者 大澤 文孝  ソーテック社

 この本には、「いちばんやさしい」という題名がついていますが、
「プログラマを養成したい」という著者の思いが伝わってくる本です。
より実践的なものや、すぐにも役立ちそうなものを題材として使っています。






































































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